●同和鍛造とインバー
国内製鋼メーカーのインバービレットをトン単位で在庫しています。
丸棒、角材、リング、様々な形状でお渡しできますので、ご希望寸法をご教示ください。1本、数Kg単位で対応可能です。
例えば、
丸棒 Φ10×1000
丸棒 Φ40×1000
丸棒 Φ100xL
丸棒 Φ200xL
円盤 Φ300xL
円盤 Φ400xL
角材 30x30x1000
角材 100x100xL
等々、自由鍛造で対応するので、お客様のご希望サイズでお渡し出来ます。
図面を頂けましたら自社の機械加工設備(旋盤、マシニングセンタ)で図面形状まで対応も可能です。
●低膨張材「インバー」とは?
低膨張材として知られるインバー(Invar)は、鉄とニッケルを主成分とする合金で、熱膨張係数が非常に小さいことが特徴です。この特性から、精密機器や科学技術分野で広く利用されており、特に温度変化による寸法変動を抑えたい場面で重宝されています。例えば、航空宇宙産業や半導体製造装置、時計製造など、高精度が求められる用途でインバーの需要が高まっています。
●インバーの特性とメリット
同和鍛造の在庫しているインバーは、約36%のニッケルを含む鉄ニッケル合金。熱膨張係数がほぼゼロに近い値を示します。この低膨張性は、温度変化があっても形状やサイズがほとんど変わらないことを意味し、信頼性の高い素材として評価されています。さらに、インバーは優れた機械的強度と耐食性も兼ね備えており、長期間の使用にも適しています。これらの特性が、インバーを他の素材と差別化するポイントとなります。
●インバーの主な用途
インバーの低膨張性は、以下のような具体的な用途で活かされています。
航空宇宙分野:衛星やロケットの構造材として寸法安定性が求められる製品。
精密測定器:温度変化による誤差を最小限に抑えるために使用。
光学機器:レンズやミラーの位置を安定させる部品として。
電子機器:半導体製造装置や基板のサポート材として。
●インバーとスーパーインバーの違い。
スーパーインバーは、化学成分を調整することで、インバーよりさらにシビアな低膨張性を実現。
同和鍛造ではスーパーインバーの在庫はありませんが、協力会社より調達可能。
自由鍛造することで大型形状のスーパーインバーもご用意できます。
●インバー機械的性質 等
耐力   196N/㎟以上
引張強さ 322N/㎟以上
密度   8kg/mm・㎡
●その他
耐熱鋼 インコネル:【インコネル】在庫品のお問合せ回答 | 同和鍛造株式会社 (dowa-forging.co.jp)
耐熱鋼 SUH660:【SUH660】新規サイズ組入れを開始 | 同和鍛造株式会社 (dowa-forging.co.jp)
耐熱鋼 ナイモニック:【ナイモニック80A】1個から短納期対応 | 同和鍛造株式会社 (dowa-forging.co.jp)
耐食鋼 ハステロイ:【丸棒在庫】ハステロイの販売【難削材】 | 同和鍛造株式会社 (dowa-forging.co.jp)
アロイ825 :【インコロイ825】1個から対応OK【UNS N08825】 | 同和鍛造株式会社 (dowa-forging.co.jp)
※当該内容は文献やメーカーから見聞した情報をもとに作成しております。諸説ありますので参考程度の情報とさせていただきます。
※ハステロイXは取寄せ材になります。形状によってはご対応できない事がございます。
※スムーズにご対応させて頂く為にも、お問合せ時に仕上寸法、用途、ご希望納期、その他 背景等をご開示頂きたく願います。

 
				        

