大型鍛造 弊社は2000トンプレスと1.5 t~0.25 tの3台のエアーハンマーを有し、航空宇宙産業や半導体製造装置、産業機械などの部品や素材を鍛造しています。 弊社は金型を必要としない自由鍛造を得意としており、特殊鋼やステンレス鋼、ニッケル合金など材質を問わず大小様々な形状の鍛造品を1個から短納期で承っております。また、数が多い場合には金型を使ったニア・ネット・シェイプ鍛造品の実績も有しています。 製造能力としては、鍛伸加工が質量5t・長さ15mまで、鍛鋼品としては、質量5tまでと関東でも最大クラスの製造能力があります。 特に積載荷重15t以上の大型フォークリフト用フォークに関しては国内シェア90%以上を生産しており、1960年より培った技術力を駆使して、世界に製品を送り出しています。 2000トンプレス 1.5tハンマー 1.0tハンマー 0.25tハンマー 自由鍛造のメリット 1、専用の金型を使用せず、汎用の金型を使用するため、初期コストがかからない。 量産品における鍛造は専用の金型を製作して型打ち鍛造で製造しますが、小ロット製品の場合は金型の費用が発生してコスト高になってしまいます。自由鍛造の場合は既存の汎用的な金型を使用して、職人の技術力により様々な形状に成型することで、不要な金型費用を抑えられます。 2、歩留り向上による材料費節約と機械加工に掛かる時間と費用を抑えられる。 自由鍛造で最終製品に近い形状に鍛造することで、歩留りが向上し材料費の節約につながります。また、鍛造後の機械加工に掛かる時間が短縮されることで納期の短縮や加工費用を削減できます。 3、金属に鍛錬を与えることで強度や内部品質向上する。 鍛造は体積移動により材料が鍛錬され、製品形状に沿った鍛流線(メタルフロー)が生まれ、鋳造のような内部欠陥を生じることがありません。また、鍛錬を加えることで金属の結晶粒が細かくなり、機械的性質も高めることができ、「強度の向上」を実現できます。この“連続した鍛流線”は鋳造や削り出しでは得られない鍛造ならではの特長です。 自由鍛造の形状 鍛造に使用する材料(母材)は丸や角などのビレットやスラブ、インゴットなど様々ありますが、その形状から流通していないサイズの製品に鍛造して提供しています。また、リングやパイプ、円盤形状など様々な形状まで成型することができます。 自由鍛造品事例 製品名 ラム 材質 SCM435 サイズ φ530x250+φ300x1600 製品名 スプロケット 材質 SCM440 サイズ φ770xφ430x80 製品名 鍛造設備部品 材質 S25C サイズ 590x100+φ380x115 内径φ220